（居酒屋BL企画×アンソロジー）
現代の妖怪たちが集う居酒屋『天海の鬼火亭』
人間さん、おことわり……のはず、ですがねえ……？
時折に迷い込む人間や、愛嬌のある現代妖怪たちとの、ハートフルほっこり物語
アンソロジーになっての御披露です。
BLです。BLですよ！！
—————–《内容》——————–
6名の執筆者による、全8話の妖怪物語。
合間に登場人物紹介、四コマ漫画を挟んだ、紙本にして142頁の大ボリューム！
「人間から見た天海の鬼火亭」
飲むのが趣味の主人公（人間）が、ふらりと歩いて見つけた創作居酒屋。不思議な提灯に誘われて店に入り、個性的な店員や常連客を眺めた話を、片想い相手に雑談で話すと、あまりいい顔をされなかった。飲みに行くならいっしょに行こうと言われ、本当にいい店なのだと思いながら共に飲みに行きます。本来交われない人間の客から見たお店のお話。
「迷い猫又恋咄」
夜な夜な妖かし達の集う居酒屋『天海の鬼火亭』の片隅で、元気な猫又少年の店員と妖怪より怪しげなオッサンの客が織りなす小さな恋の物語。優しくてちょっとお節介な妖怪達の後押しで、オッサンは人間から妖怪へリクルート。肉球は何より強かった？
「妖達の素敵な家族計画」
地獄の獄卒として働く赤鬼・緋厳は不思議な居酒屋『天海の鬼火亭』の常連である。そして、店長であるアマビエ海老原多幸と長く関係を持っていた。緋厳と多幸のちょっとすれ違ってた素敵な家族計画。地獄の赤鬼✕アマビエ店長。
「夢魔の見せる夢」
天海の鬼火亭の看板逆バニー夢魔であるむーちゃんこと睦月良三は、自分の半身とも呼べる彼氏（ホスト）に振り向いてもらえるためにせっせと小銭をかき集めては貢ぐ毎日だ。そんな彼氏には実はとある重大な秘密があり……やがて、天海の鬼火亭の店員たちを巻き込んでの大騒動を引き起こす。睦月は無事に彼のハートを射止められるのか？
美形で傲岸不遜なホスト×銭ゲバアホの子夢魔（合法ショタ）
「或る吸血鬼の純情」
目指すは総モテの、顔も体も最高にイケメンだけど中身が残念な吸血鬼の千尋。いつかモテモテになった日に備え、本日も筋トレに勤しんでいたのだが、仕事が始まると、突然店内の木が輝きだし、一人の少年（？）が現れた。樹齢は少年ではないが、生まれたばかりのキノに純真な視線を向けられる内、二人の（非常に短い）両片想いが始まるハートフルストーリーです。
「狸の尻子玉が河童に狙われる話」
天海の鬼火亭には常連のおっさん二人組がいる。狸のバコさんと河童の川端だ。面食いならぬ”尻食い”の川端は、バコさんの大きなたゆんたゆんの尻に魅せられ常日頃から狙っている。しかしある時、バコさんが地元に帰るらしいとの話を聞きつけ――――。
恋と尻とキュウリを巡る、おっさん同士のラブコメディ！
「揺れるは豆腐か情愛か」
妖怪居酒屋の要の裏方、板前の鵺は、モテる割には無口で恋愛下手。そんな鵺にぞっこんな酒屋のご用聞き少年、豆腐小僧。夢見る純情少年と不器用オッサンのちょびっとヘンテコなカップルが出来るまでの短いお話です。
「千歳超ゆる たづねびと」
ブラック企業でこき使われ、過労死寸前のサラリーマン作倉邦治は、不思議な居酒屋『天海の鬼火亭』と出会う。一方、その常連客の一人である東風稲比古は『豊麻呂』なる人物を探していて……ある主従が1600年の時を隔てて再会する、転生異類婚姻譚？！
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- （主宰＆絵）風巻ユウ （作家）猫宮乾、SF、まー、葛城惶、そらの茜、夜宵氷雨 （編集）橘咲帆
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- 対象
