小説の世界に転生した琉加は、自分が悪役令息のルカ・メルシエだと気付く。
ここでは、主人公のテオとヒーローのクロード・ロベール侯爵令息が結ばれる。もしルカとクロードが結ばれるようなことがあれば、クロードは死んでしまうのだ。
彼に惹かれていく自分を自覚しながらも、最悪の事態を回避するために、悪役令息としての本分をまとうしようと決意する。
しかし、転生したルカに興味を持ったクロードが、自分に関わってくる。
小説でのルカは、悪役らしく、クロードとテオの仲を裂こうと悪巧みをして、最後は国外追放だ。それすら受け入れるべく、ルカは悪役になろうと頑張っているのに、なかなかうまくいかずに、クロードに好かれていく。
そんな中、テオに危機が訪れる。ルカは、この世界も小説通りに進むよう、町に行くことにする。
小説のヒーローの、騎士のアルファ×悪役令息なのに、まじめなオメガ
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- 藍白(著) Kotono(イラスト)
- 15/01/2023
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- 対象