乱世が終わったと思えば、今度は日ノ本各地に魑魅魍魎が跋扈するようになった、天下太平の世とは言えない時代。京の都の近くの国に2人の男がいた。
好色なうつけの若様、鷹智政暁と、陰陽の術を巧みに使う『鬼祓い』の次期頭領、紅原時雨。
2人は主従として夜の間を共に過ごすことになるが、あることで仲がぎくしゃくしてしまう。そんな折、花街に行った帰りに、2人は外法師に襲われてしまう。
2人を襲った外法師の目的とは、そして2人は互いに心を預けられる主従となれるのか。
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